この事業は、商品を仕入れるのでお金がかかるのは確かです。
ただ、お客様のお庭に躍動感を与えるためにやっていこうと言うそのコンセプトがしっかりしています。
もっと楽しい庭、今までなかった庭、奥様もお年寄りの方も見て喜ぶ庭です。
植木を見て癒されるというのもありますけれども、こういう動物を見て癒やされるという、これはかなり大きいと思っています。
僕は造園家なので分かるんです。
植木を植えてあー良くなったなあっていうのは本当に数多く見てきましたけれども、この動物、ほんとに僕、どハマりしました。これを置いた瞬間の感動ってなかったですね。
もちろん、植木と絡めて置くわけですよ。
植木の中からちょこっと覗いているとか、全体が見えないとか。そういう感じのつながり、これは造園ならではの技法なわけです。
リゾート部門がどんどん大きくなっているんですが、やはりベースはひまわりライフなんです。ひまわりライフの仕事の中で培ったことがあるからできる新事業なのです。
会社に来店していただいたお客様のお子様に、アニマルに乗っていただいたとかりとか。そういうこともしているんですよ。みなさん本当に喜んでくれます。
こういうことができるというだけでも、他社に比べると唯一無二だと思っています。
僕は会社の社員たちにもよく言うんですけれども、唯一無二のオンリーワンということを。
キリンを見た瞬間に、その置き方を見た瞬間にね、「あ、ひまわりさんがやったんやな」と思ってもらえるわけです。昔はガラスでそれをやりました。ガラスパネルを見た瞬間に、「あ、ひまわりライフが施工したんだな」と。うちが施行させていただいたお宅には、全部にガラスパネルをおいていただくようにしたんですね。
アニマルに関しましては、当然、同業者に対して商品販売をしていくという目的もありますけれども、何よりも「お客様に躍動感を与える」、それが目的です。
小さなオブジェを置いて、かわいいと言うのは誰でもできるわけで、ひまわりライフとしてはこの大きな、例えばキリンは高さ3.2メートルあるんですが、この大きなオブジェを置いて、素人にはできないっていう、そういうことを思ってもらうことが大事なんです。
新事業を展開していくのはリスクも大きいわけですが、将来を見越していく中では必要な事業に成長させていかなければならないわけです。うちが導入して、お客様にどれほど喜んでいただいたかということを、しっかりと発信して需要を広げていかなければならないと思っています。