浦﨑社長は今、会社の将来に向けて、重大な決断の時と考えているようです。
「僕がここでお伝えしたいことがあります。“終活”です。と言っても辞めるということではありませんよ。僕は今、48才ですが、終活、つまり、社員の意識の中に、現場管理と安全管理をさらに確立していくということに動き始めました。会社を次世代につないでいく仕上げです。
あと2年で、僕は現場に戻ろうと決めています。社長(会長にならない)を外れ、そして、現場管理をする人材を管理して育てていこう!」。
とても重大な決意ですが、浦﨑社長によると、会社を次の50年100年に向けて発展していくための大改革なのだといいます。
「盆栽と一緒なんですよ。大きく縦に延びなくてもいいから、幹を太くして格好よくしたい。杉みたいにならなくていい。目指すのは樹齢100年の盆栽。どっしりしていて格好がいいんです。そういう方向を目指したい。これは、ずっと思っていたことでもあるんです」と、自らの会社が目指すべき姿を盆栽に例えて描いています。