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第8部 「バケーション」をキーワードにイノベーションを起こす

NO.42 地域ににぎわいとワクワクを。『バケーションタウン』構想の実現へ

このほど完成したばかりの「ひまわりリゾートエクステリア展示場」ですが、もう、次の場所に引っ越すことを考えているのだそうです。

「やっぱり、地元神戸に貢献したくて。今春には事業をスタートさせたいと思っています。
ひまわりライフの本社ビルと、レストランや健康施設、フィットネスも入っているにぎわいの拠点のような複合施設を作りたい。
以前から構想として持っていて、ここに来て、いろいろな事業が着実に動いているので、金融機関等からの信頼も高まってきました。
人がやっていないことをやっているからうちの会社は伸びているのだ、ということを金融機関に認めてもらえるようになったのは大きい。
外構工事、エクステリアも、もちろん重要な事業の柱で大事にしています。が、それだけでは会社は今以上にはなれない。先のことを考えて将来的な種まきを、ここ数年でだいぶできたのではないかと思っています。

今度、神戸で行おうとしている事業は、地域の人たちに楽しんでもらえるアミューズメントパークのようなイメージです。しかも、これまでのひまわりライフのノウハウを生かした、誰も見たことのないようなまちを生み出し、にぎわいを作り出そうという構想なんです。
これは、『バケーションタウン』と呼んでいます」

神戸のバケーションタウン構想は、今春には具体的に動き出したいと話す浦﨑社長。これに先立ち志を同じくする全国6社で、昨年11月に株式会社f.f.Vacation Houseを設立。

「これまで、リゾートハウスと呼んできた100坪位の案件は、今後バケーションホームで、1000坪位の規模はバケーションタウンとして開発していきます。
全国の志を同じくする会社と連携をし、ゆくゆくは全国展開していきたいと思っているんです。
『バケーションタウン○○』『バケーションハウス○○』というように。

 

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取材・記事 増田ゆきみ (出版社・ライター)