コロナ後はどんな事業展開を視野に入れているのでしょうか。
「これまで、海外渡航ができなかったわけですから、やがてコロナが終息したら、大勢の外国人の方が日本に来るでしょう。また、日本人にとっても、働き方や意識はすでに変化し、長期休暇をどう楽しむかというステージになっていると思います。
ですから、長期で過ごし、楽しめる場所を提供することが、今後、当社が取り組むべき事業と考えています。
僕は、神戸で育った人間ですから、その意味でもやはり、淡路島に貢献していきたいんですね。関西圏からも近いリゾート地なので、アクセスが良く、まだまだ楽しみ方があると思っています。
本当に素敵な場所です。
食べ物も美味しいし、景観も最高。
都会暮らしの人や、外国から来た人たちが、移住や別荘地として住んでみたい、そんな人向けの事業です。
神戸市北区で建てたような、設計から家具、電化製品に至るまで、まるごとデザイナーが作る家。もちろん、プール付きです。
150坪とか、中には1,500坪という土地に計画中で、事業を通じ、にぎわいづくりなど地域に貢献できるよう、地元の皆さんとていねいに進めています。
長期休暇をゆったり過ごす家として、僕はこの事業を『バケーションハウス』と名付けています」