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第2部 運命の出会い

独立から株式会社ひまわりライフ設立まで

No.10外構の提案から、ライフスタイルの提案、次なる挑戦へ

1999年に独立し、10年後の2009年、株式会社ひまわりライフを設立。

10年前、「植木のさんぱつやさん」からスタートし、園芸工事→外構工事と業態を拡大してきた。

その後、同社はさらにスピードを上げて業績を拡大していく。

2010年山口支店オープン(その後、地元企業に譲渡)

2011年中国(上海)進出

大手メーカーと共に合弁会社を設立し、大規模な展示場をオープン。事業を3年間行うも撤退。4000万円の赤字となった。一方で、現地の生命力、活力に学ぶことも多かったという。

2013年国道176沿いに北神戸店オープン(2016年、新名神高速道路橋桁落下事故にともない閉店)

2014年展示場の大規模リニューアル

2015年リゾートガーデン展示場オープン。プール事業への本格参入。

外構工事にとどまらず、ライフスタイル全体にかかわる工事へと事業が広がっていく。まさに、社名「ひまわりライフ」そのものの展開だ。

 

来年2019年、独立から20年を迎える浦﨑社長の目には何が見えているのだろうか。

第一に上げたのは、社員の意識向上。

目まぐるしく急成長し業態を変えてきただけに、そのスピード感に追いついて欲しいと願う。むしろ、先を行くような意識の改革を期待しているという。

第二は事業。知名度が上がっているプールのあるくらし。土地を購入し、家を設計して、家を建てて外構プール工事という事業を軌道に乗せていく。

第三は、土地開発。4000坪の敷地に、駐車場は100台。3階建ての商業ビルからは全ての部屋からプールが見える。地域の人が行きたくなる、話題性の高い収益ビルを作っていく。

株式会社ひまわりライフのモットーは、お客様にとって最大、最良のサービスを提供していくということ。

そのために、お客様の直接の声を聞く。お客様が「こうしたい」という思いを聞き、ヒントをもらい、プロとして自分たちが、さらに美しく住みやすくお手頃価格で仕上げていく。

「思うことは何でも些細なことでも聞かせてください」と話す。

営業マンには、「自信と信念を持って自分の家だと思ってやれ」と。

すさまじい「多動力」を発揮して事業を拡大してきた浦﨑さん。

社長が惚れ込んだ「プールのあるくらし」とは、いったいどんなものだろうか。

次回から、詳しく聞いていく。

(第2部 了)

取材・記事 増田ゆきみ (出版社・ライター)