僕はこれまでの常識を覆したいんですよね。
僕たちは、もともと造園屋ですから、例えば昔だったらここに松を植えた、石を置いたという造園の空間があるわけです。
それが時代と共に、家の作り方が変わっていく中で、松ではなくなって、石ではなくなって……と変化していくわけですね。
ただ技法というのは変わっていなくて、石の置き方とか。ですから、そこに置くものが石であってもキリンであっても基本は同じで、奇数で置く、大中小と置く、三角を描く、そういうことできれいな見え方になるという技法を守りながら、これまでの常識を覆してやっていきたいんです。
家も時代と共に進化しているので、それに伴って外構も進化していくのは当然だと思っています。