昨年4月、創業から20年を迎えたひまわりライフ。「リゾートホーム事業」を打ち出し、唯一無二の企業として大きく踏み出そうとした矢先の2020年、年初から新型コロナウイルスによる感染症拡大が全世界に襲いかかります。
この間の動きについて、浦﨑 正勝社長にお話をうかがいました。
ひまわりライフでは、4月中旬、洗って使える布の手作りマスク、名付けて「ひまわりリゾートアニマルマスク」を作って、お客様に家族分お配りしました。全国的にマスクが品薄で買うことができなかった時期ということもあり、多くの方から感謝のお手紙やメール、LINEメッセージをいただきました。
マスクを作る、という発案は僕です。
僕は、何かことが起こるといつも寝ずに物事を考えているのですが、今回は、お客様に何ができるだろうかと考えて、とにかくマスクを作って配ろうと。早速、布やガーゼやひもを買って、僕は裁断係。協力業者さんやその家族、うちの妻と、みんなで作りました。
作ったのは1,000枚ぐらい。「コロナが明けたら、またひまわりライフに来てくださいね」とメッセージを付けてお配りしました。
同時にひまわりの種を封筒に入れて、顧客の方にはDMで、本社近隣の方にはポスティングしました。20,000袋です。
「こんなことを思いついた」と、社員にLINEして具体化しました。
神戸は阪神・淡路大震災を経験して、焼け跡にひまわりの種を植えようという活動もあって、ひまわりの種には特別の共通意識があると思うんです。がんばろうという気持ちになれるというような、復興のシンボルなんです。
これらの取り組みは反響も大きく、何よりお客様と心と心がつながったという感じがしました。